06741 官足法セミナーに参加して自分の足を刮痧する手順を体得しました
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「君、矯正してるか?」
「いえ」
「なんか顎おかしくないか」
「あ、昔よく顎はずれてました」
鋭い指摘を受けた女性は官足法セミナー参加者のお一人。
行本先生が、他人の足を診て顎の不調を指摘する現場を目の当たりにして驚きました。官足法の「一般セミナー」での一コマです。 https://gyazo.com/05de799323e0aaf907264d55b0be0399
会場に到着し、参加費の支払い。希望者はグッズの購入も可能。shio.iconは必要なグッズ(グリグリ棒、桐G棒、ウォークマットII)をすでに持っていて持参していましたが、後述する「黒檀グリグリ棒」が魅力的で買ってしまいました。
参加者は18名。女性15名、男性3名(shio.iconを含む)。
持参したバスタオルを床に敷いて、コの字型に座る。
セミナー開始。
最初に行本先生が官足法の考え方や足揉みの進め方などを説明した後、参加者を順に前に呼び、足揉みの順序を説明しながら実際に揉んでくださいました。 みなさん、呻き声をあげ、絶叫し、痛みに悶える。shio.iconももちろん激痛。耐える。
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揉む順序はだいたいこんな感じ
白湯を飲む(この後も途中で適宜飲む)
まず左足から。
足首から鼠蹊部までを揉んで、老廃物が戻る流れを作る。
赤棒か桐G棒にある二つの突起を使って、脚を心臓方向に擦り付けて流す。
shio.iconは以前に購入した桐G棒を持参したけれど、赤棒の方が滑りが良いし、握りやすい。
足裏の反射区を、腎臓→輸尿管→膀胱→尿道の順に揉む(押しつぶす)。
腎臓の反射区は500円玉サイズの広さがある。
使う器具は「グリグリ棒」。1cmくらいグイッと深く押し込み、中を掻き回し、力を抜いたら1mmずらしてまたグイッと深く押し込む。その繰り返しで腎臓の反射区から膀胱の反射区まで丁寧に押し潰していく。 「揉む」というより「押しつぶす」と表現する方が的確。足の奥深くに長年にわたって溜まり沈澱して固まっている老廃物を、グリグリ棒で強く押し、削り、潰し、崩し、流してゆく。
ジョリジョリと不気味な音がする。削れている証拠。
めっちゃ痛い。
指先を親指→第二指→第三指→第四指→第五指へと順に押しつぶす。指は首から上の反射区。脳、鼻、目、耳、喉、首など。
グリグリ棒の王冠部分を使う。
指の側面、上面、爪の付け根などまで満遍なく丁寧に強く押していく。
めっちゃ痛い。
土踏まずより前の部分(前足部)(呼吸器系の反射区)を押しつぶす。
土踏まずのあたりは消化器系。
踵は生殖器系。
足の側面。
足の甲。
特に、骨と骨との間を割り込むように押しつぶす。
また腎臓→輸尿管→膀胱→尿道を押しつぶす。
足首→ふくらはぎ→膝の裏→太もも→足の付け根までもむ。
次に右脚、右足に同じことをする。
白湯を飲む
以上で終了。
押し込む深さは、足裏なら1cm以上グイと入れる。足の甲や側面なら5mm以上、足指の側面や前面なら3mm以上の深さまで相当強く押す。奥深くにあるゴリゴリ、ジョリジョリした老廃物の塊を棒などで削り崩していきます。
自分でやってても声が出るほど痛いですし、先生にやっていただいた時には声はもちろん出るし悶え苦しむほど痛かった。
従来も足裏の反射区を押すことは好きでやってたけど、こんなに深く、強く押すとは知らず、穏やかにやってました。そんな生ぬるいんじゃ意味ないと、このセミナーで初めて知ったのです。以来、毎日相当強く「刮痧」(後述)してます。
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たくさんの器具を持っている行本先生曰く「結局みんなグリグリ棒に戻ってくる」
それくらい、基本の道具。
shio.iconはすでに購入して自宅と研究室とで使っていたグリグリ棒を持参したけれど、会場で売られていた黒檀のグリグリ棒「黒檀棒」を購入(現在、オンラインショップでは売られていない)。 通常のグリグリ棒(白い方)より長くて、手が大きいshio.iconにはこちらの方が持ちやすい。また黒檀の方が王冠は大きく、先端は細い。
足裏マッサージグッズは至る所にあります。グリグリすることができる棒ならなんでもいい。
ただ大切なことは、「足裏」という表面的な意識は捨て、「足の中」から老廃物を除去する意識です。裏はもちろんのこと、足の甲、側面、指の間など、あらゆる角度から深く押しこんで深部の塊を削ります。
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shio.iconが持参した「桐G棒」より「赤棒」の方が使いやすいと感じました。握りやすいし滑りがいい。ただし、床に置いてその上に乗る用途には「桐G棒」の方が乗りやすいかも。
そして何より有効なのは「ウォークマットII」。過去、幾多の足裏健康グッズを使ってきた中で、ピカイチの効き目。 これに毎日乗り続けると、それだけで足の中の老廃物が潰されていきます。当初は特段痛くなかったのに、1週間くらい毎日乗ったりグリグリ棒で潰し続けていたら、ウォークマットIIに乗るのがものすごく痛くなってきました。固まっていた老廃物が崩れて、より奥の方まで届くようになったためです。日々徐々に老廃物が崩れていっている。効き目大きい。
先日、オンライン会議3時間、これに乗っていましたが、途中で痛くなって降りて、また乗って、を繰り返しました。
初めての人が乗ると、こんな感じで「イタタタタタタ」となります。
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セミナーの中で、行本先生が「かっさ」と呼んでいる薄い石の板がありました。足の甲側、指の骨と骨との間に差し込んで、グイグイ押し、骨同士を剥がすように使います。特に靴を履いて生活している人は、骨同士が圧迫されてくっつき、その間の循環が悪化しているため、そこに多くの老廃物が凝り固まっているからです。
これまでに理解した履き物に必要な要素
ソールがフラット:ゼロドロップ。ヒールなし
ソールが薄くて(3〜5mm)地面の凹凸や圧力を感じる
すべての指が開く
素肌が地面に接することでアースされる:身体に静電気をためない。この点において足の指より短いサイズで自作して歩くたびに指が地面に接する自作ワラーチがベスト。またEARTH RUNNERSはストラップにメタルの繊維が織り込んであって銅のボタンが付いているため、常時アースされます。 脱力して歩き続けられる:踵ストラップがあるワラーチや草鞋(わらじ)がgood。ビーチサンダルや草履(ぞうり)は鼻緒のみなので指で掴み続ける必要がある。
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そこで、「かっさ」とはなんだろうと思って調べてみたところ、近年では美容目的で皮膚を擦ることらしい。先生は石のことを「かっさ」と呼んでいるが、どうやら本来は道具の呼称ではなく、行為、療法を指す言葉らしい。
元は「刮痧」と書き、中国に長年伝わる民間療法のこと。「刮」は削る、「痧」は血行不良により固まった血液などの凝固物、老廃物の意味。 この「官足法」、まさに足の奥底に沈んで溜まっている老廃物を削り取っていく「刮痧」に違いない。そこで、「官足法」をはじめとする各種のリフレクソロジーで使われている固有名詞を回避し、普通名称で呼びたいshio.iconはとりあえずこの行為を「刮痧」と呼ぶことにしました。
さらに、足裏の表面ではなく内部を綺麗にする点をわかりやすくするため、「刮痧足深部」と名づけました。同時にみんなで足深部を刮痧する「部活」の意味も込めてます。 こうして日々続けている足の刮痧。足の中、奥深くに凝固した老廃物を丹念に削り、押し潰し、崩し、流す。足の表面や皮膚を擦るのではない。組織の奥の奥、骨周囲や骨と骨との間、相当深い部位にたまった老廃物のかたまりを削って除去していくのです。
7月20日、初めて2時間ほどかけて今までで最も丁寧にやってみました。そのあと床に立ち、歩くと驚き。 床が近い。足の裏が薄い。
足裏の組織がぷりぷりと柔らかく弾力を感じる。すごい。いままでこんなにも厚い堆積物の上に立っていたのか!!
これはますます毎日継続したい。この差を実感してしまったら、もう元の状態には戻りたくない。本当に驚きました。血行が大きく改善し、足が熱い。
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セミナーの終盤、行本先生が一人の参加者を前に呼びました。初めから部屋の隅に座り、コの字型の輪に入らずに静かだった男性。
先生が彼を揉むと表情ひとつ変えず涼しい顔。
「痛くないんですか???」みんな不思議がる。
「痛くないです」「どのくらいやってるんですか?」「半年くらいです」
そのセミナーに、もう何度も通っているらしい。最初は他の人たちと同じく激痛だったが、続けていくうちに老廃物が除去されてゆき、押しても痛く無くなっていったとのこと。すごい。
いずれにしても完全なる民間療法なので、自己責任でどうぞ。
官足法の有効性を伝える医師の記事。
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色々売られていますが、shio.icon的に必須と感じるのはこの3つ。「三種の神器」と銘打たれているだけある。
送料がかかるので、渋谷のオフィスに直接買いに行ける人はその方が安いかもしれません(電車賃や買いに行くための機会費用を天秤にかけて)。
かなり非科学的な記述が散見されますが、ネタとしては面白い。
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shio.iconが参加した「一般セミナー」情報が掲載されているサイト。
掲載されている「一般セミナー」の情報
東京会場
目黒さつきビル 2階D会議室
一般セミナー
時間:13:30~16:30(13:00受付開始)
費用:3,500円 (官足法究楽部会員2,500円)
会員の会費は月額330円。PayPalによる支払いで、いつでもサブスクを解除できる。そこでshio.iconは6月22日にセミナーに申し込む前に会員になり、7月15日のセミナーが終わった後、7月21日に解約しました。こうすれば、2,500円+330円で受講できます。
日程
2023年7月15日(土) 目黒さつきビルD会議室
講師:行本昌弘 会長「官先生の奇跡」
2023年8月20日(日) 目黒さつきビルD会議室
講師:仲田康史 代表「自分で揉むと痛くないのに疲れる人」
2023年9月9日(土) 目黒さつきビルD会議室
講師:行本昌弘 会長「官先生と相撲」
持ち物
グリグリ棒、赤棒(桐G棒)、クリーム(ハンドクリームなどなんでもOK。無い方は会場でも基本グッズの購入ができます)
フェイスタオル等
床に敷くもの(バスタオルや100均等で売っているレジャーシートやアルミ保温シート等)
ジャージ等足もみしやすいズボン
白湯(携帯用保温ボトル等で持参)
shio.iconは下記のDVDも全編視聴しました。
https://youtu.be/PjfAx_vk4wk